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手仕事で積み上げられた景観的な美しさが魅力の石壁

「ドライストーンウォーリング」は、イギリス伝統の石積み法です。ドライストーンウォーリング(空積み)は、機械を使わずにハンマーで砕いた石を積み上げて壁を作る方法のことで、セメントや接着剤を使わない環境に優しい技法です。その上、中央部に重心を集めるために強度があり、地震にも強いのが特徴です。

Dry Stone Walling

ドライストーンウォーリングと呼ばれる英国式伝統工法
英国式といっても、内部構造や断面図は日本のお城の石垣と良く似ていて、主に空積みによって行われ、石や砂利を裏込めに使い積み上げられます。積み上げられた石の表面に表れているのは、石の小口や小端という小さい面で、広い面や長手部分は石積みの内部に隠れています。石どうしのかみ合わせを考え、積み上げた石壁の中央部に荷重を集めることにより石積みの強度を作っていく。それがドライストーンウォーリングなのです。

ドライストーンウォーリング

ドライストーンウォーリングの良さ

ドライストーンウォーリングの長所のひとつにエコであることが挙げられます。空積みで積まれた石壁は地震や衝撃に対して崩れることはあっても、バッタリと倒れることはありません。ブロック塀は撤去の際、産業廃棄物として処分しなければなりませんが、空積みで積まれた石壁は、作業の過程で産業廃棄物が発生しません。また、一度作った石積みは、バラして別の場所に積むこともできますし、床に敷くなどの再利用が可能なので廃棄する必要がないのです。そういった意味では、空積みはエコな技法であり、廃棄を要さない石材は資産価値を有するものではないでしょうか。なんといっても自然素材である石の表情や、手仕事で作り出された景観的な美しさが魅力だと感じております。

ドライストーンウォーリング

ドライストーンウォーリングアソシエーション

英国伝統石積協会日本支部
石積み保全会としてはじまり、英国で認定資格を取得したり現地で実際に石積みする職人さんたちとの交流を続けるうちに2011年1月、英国のDry Stone Walling Association of Great Britain(DSWA)の承認の元、美しい景観や庭園に欠かせない伝統的な石積みを保全し、技術を次世代の職人に継承するためDry Stone Walling Association of Japanとして新たに設立されました。現在の日本人資格取得者は30余名です。
ドライストーンウォーリングアソシエーション認定資格取得
株式会社恵庭 代表取締役 今井 浩

ドライストーンウォーリングアソシエーション認定資格

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